ちょんまげぷりん ヒューマントラストシネマ有楽町

昨冬、NEWSにはまったと人々に話すと
錦戸亮の演技は一度見ておかないと!」(『ラストフレンズ』にはまった人はみな言う)と言われていて、ドラマDVD借りに行く余裕なく過ごして、今クールのドラマも見逃していたおりにチャンス到来。『ちょんまげぷりん』公開。

元々、『ちょんまげぷりん』は監督が、『フィッシュストーリー』と『ゴールデンスランバー』を撮った人だったから観たいと思っていたの。
しかも主演はあれだけ周囲に薦められた錦戸亮
観るしかない。


現代にタイムスリップした江戸時代の侍がひょんなことでパティシエになるという、ドタバタコメディ。

そんな侍が身を寄せたのがシングルマザーの家。
コメディに見せかけておきながら、現代の働く夫婦の現実と課題を改めて思い知らされました。


ハッピーエンドではないけれど、救われる結末にほっこりきました。
何もかもうまくいきすぎるとつまんないしね、現代の日本を描いた映画だと。外国映画のハッピーエンドは大好きだけど、邦画はちょっとしこりが残るくらいの結末がいい。感情移入しやすいから。


錦戸亮の落武者ヘアはかなり笑えた。
武家ことばや作法って清々しい。現代の日本男児も見習えばいいのに。
時代劇みたいな人で溢れた日本もいやだけど(笑)。


ともさかりえがいい感じで年を取っているのにも感動し、年を取るのも女の醍醐味と感じた。
日本の男はロリコン多いのが悔しいね。