友人の結婚式に出席してみて感じたこと

結婚式は福岡の優良企業の職場結婚!といった雰囲気でした。
おいおいそれは二次会のノリだろ!と同じテーブルの面子で突っ込み合ってしまった余興。体調不良で二次会は欠席したけど、二次会に行くという同じテーブルの面子は「二次会、絶対に男は脱ぐね…」とげっそりしていた。
職場結婚ゆえの職場の連帯感と九州の荒っぽさが出た披露宴でした。披露宴の前の結婚式がいかに荘厳だったかを思い知らされたよ。職場結婚の披露宴には別のカップルのにも出たことあるけど、九州臭さがなかった、東京の企業の職場結婚の結婚式と披露宴だったから当然かもしれないけど。披露宴の品格を地域で分けるのは強引かもしれない。東京でも荒っぽいとこはあるだろうし、福岡でも上品な披露宴はある。
だけどこんなにも福岡の印象を受けてしまうのは、新郎新婦の職場が有名な福岡の大企業だということかもしれない。地元の大企業に縁のない人生を送るであろう私は一般常識で企業の大小問わずに連帯感はあるということを知っておきながらも、こういうところに大企業の連帯感を感じてしまう。
しかしそんな荒っぽい披露宴の中でも友人は美しかった。身体のラインの細さと、目鼻立ちの美しさが元々ある女性だから、純白のドレスが物凄く似合って美しい。お色直しのカラードレスも美しい。学生時代の卒業パーティーでも彼女は公家のお嬢様のような品格を持ち合わせた袴姿だったので、そりゃあ花嫁姿も品格と美を兼ね備えたものになるでしょうと思っていたら、思った以上に美しく上品な花嫁になっていました。

そんな友人の姿にうっとりして披露宴も終わろうとした頃に上映される、挙式から披露宴までの映像をまとめたVTRを見て目が覚めました。
たくさんの映像の中に、「おめかしした2011年4月9日の私」が映されるているわけです。
結婚式で新郎新婦が退場する際に満面の笑みで拍手する私が映し出された時、唖然としました。
デカイ、私デカ過ぎる…。二の腕が揺れている…。迫力に満ちている。
物凄く嬉しそうに笑っているから、〆のVTRで使われたのだろうけど、笑顔より下の身体のパーツがあまりにもデカい。大きなスクリーンで自分の迫力に圧倒されてしまったわけです。
若干、凹んで不健康そうな細さと無縁だな、なんて思って、いや今年はビキニ着るんだろ、自分。みたいに思考回路がループして出た結論は「痩せたい」でした。

美しい友人と、デカい私。そんなコントラストもいいよねん、なんて言ってられません。私だって美しくなりたいよ、と言ってここのとこ夕飯はカロリー気にして蒸し野菜の日々です。