この頃、興味のあるものの話

今年は月一シネマin映画館を目標にしていて、先月は妻夫木聡北川景子主演の『ジャッジ!』を観ました。面白かった。ニャーニャーって感じです。
今月は『東京難民』か『ニシノユキヒコの恋と冒険』を観るつもり。

『ニシノユキヒコの恋と冒険』は大好きな川上弘美原作。学生時代に学校図書館でリクエストして読んだ覚えのある本。あの不思議なニシノユキヒコとたくさんの女性の恋が映像化されると、どんなテンポの話になるんだろう。私が印象に残っているシーンはニシノユキヒコがおねえさんだったか誰だったかのおっぱいを飲むシーン。実は亡くなってしまった、その女性の赤ん坊の為に出ているおっぱいを飲むといったような流れだったのだが(うろ覚え)衝撃を受けたような。川上弘美は、男女の情愛をねっとりと切なく描く人だよなぁと小説を読む度に思う。

あ、そういえば『猫を拾いに』をまだ完読してないや。クウネルに連載されてるから結構な割合で雑誌掲載時に読んでいるのだよね。川上弘美の作品では数少ない雑誌掲載時に読む作品ですね。

猫を拾いに

猫を拾いに

コロボックルが好きな登場人物、あとゲイの修三ちゃんも。
この短編集はシリーズ三作目なんだけど、クウネル掲載時に読んだ『ハイム鯖』がこの本の中では今のところ一番のお気に入り。

今、移動中に読んでる本はこれ。

女は笑顔で殴りあう:マウンティング女子の実態 (単行本)

女は笑顔で殴りあう:マウンティング女子の実態 (単行本)

瀧波ユカリのエッセイはGINGERで連載されてる『女もたけなわ』も好きなんだけど、このマウンティング本も痛快。この本はエッセイではなく犬山紙子との対談形式です。
「人間が丸くなるというのは、コンプレックスから解放されたときだ」って説が作中であるんだけど、それは私も共感。でもコンプレックスは全てなくなる訳じゃないから、とんがってる部分も健在なわけで。
自分が相手より上の立場であることを示す行為をマウンティングと呼ぶんだけど、女は結婚やら出産やらのライフイベントは勿論、化粧やファッション、異性関係などマウンティングしたくなる分野があまりにも多く有り過ぎる。
私はあまりマウンティング出来る要素は少ないのだけど、今までの交友関係で「あの子のあの行為はマウンティングだったのかな」と思うと心のモヤモヤが取れたり。マウンティングはなるべくしないようにしていきたい。

犬山紙子と言えばこのムック

でビューティーの秘訣が載ってて、面白い発想の美容法をしている人だなと思った。
瀧波ユカリとの対談を読んでみて、今度はこの人の本を買ってみたくなった。
このムック本は田中美保の特集ページが結構ふんだんにあって、田中美保の美容法を例えば寝る前はアロマオイルを焚くだとか、寝る前はストレッチポールでエクササイズをして寝るなどを私も真似してみてます。
田中美保のグラビア眺めてうっとりして、目標にしたいなぁなんて考えてみたり。