今年観たドラマを振り返って

NHK土曜ドラマはお金がかかっていて好きです。以前ハマったのは『ハゲタカ』で、今年は『刑事の現場2 リミット』と『外事警察』にハマってました。
日経エンタテイメントを読んだら、『刑事の現場2 リミット』は視聴率低かったらしいですねぇ。森山未來がいつの間にか大人になっていて私、驚いたんですよ。それから劇シネの『五右衛門ロック』でしばし森山未來ブームでしたから。キャストが豪華なのもNHK土曜ドラマのいいところで『刑事の現場2 リミット』はARATAを久しぶりに観れたのがよかったです。
人間は美しいのか?と『刑事の現場2 リミット』の結末では若干思いました。武田鉄矢のしゃべり方って苦手だなぁと再認識。


外事警察』は心理的にキツかったですね。人間の本質をえぐり出してえぐり出して。ようやく録画した分を全部観終わって、最終回を観て、なんて救いのないドラマなんだと…。
この番組はいい意味ではなく悪い意味で人間の本質を描いておりました。こんなに汚いんだー人間って…。といつも思いながら観ていた。なんていうか、このドラマを観ることで自分の善人の部分が疼いたりするわけです。本当に最悪の事態に陥りすぎ。
それでも最後の余貴美子の演説を聞いて、確かにそうかもしれぬな…、とも考え直したわけです。


社会派ドラマはどこまでが現実なのか、わからなくなるので困るような、いいような。人間って汚い…。と思ってしまう。
今年は『隣の芝生』も観ていたのだけど、あの人間関係が美しく思えて、小さい出来事で泣き笑いして過激な性格の人しかいないけど、平和なドラマだったと『外事警察』と比べると思ってしまいます。
「家族・姑」vs「国際問題」のドラマを同列に並べて考えるのはナンセンスかもしれませんが、どっちも人間の最後の敵は人間だということをしみじみ思い出させてくれるドラマでありました。
夢みたいなドラマを観たい…。そういう意味では『ふたつのスピカ』は甘酸っぱくてよかったな、うん。あすみちゃん可愛かった。