別府鉄輪温泉一泊二日 地獄巡り・高崎山・うみたまご

温泉のたくさんある九州。その中でも列車で行ける温泉に行こうということになり、特急ソニックに乗って別府へGO!駅弁に缶酎ハイで乾杯して、出発。ほろ酔いでJR別府駅着。
鉄輪温泉へは路線バスで行けます。福岡ではICカードnimocaが主流になった為、廃止になったバスカードがお目見えです。懐かしい。路線バスで20分ほどで鉄輪温泉に着いて、旅館に荷物を預けて温泉街の観光に。
別府は地獄巡りが有名なので、鉄輪バスターミナルから上り坂を上りながら地獄巡り開始。
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温泉の色が血の色みたいな地獄に、海のような色の地獄。海地獄。
地獄案内図を周遊切符を買ったときに貰ったのですが、「ワンダーランド THE・地獄」という間の抜けたキャッチコピーに脱力してしまう。地獄とはこんなのどかな風景でいいのだろうか?と思いつつも、楽しく観光。足湯も入りました。その途中で、足湯に携帯が入浴してしまった、アンラッキーボーイが出現。のどかな風景の中に地獄に堕ちてしまった青年を見たようでした。
ワニも地獄にいたのですが、イラストで描かれているような鮮やかな緑色ではなく劣化したタイヤみたいな色だったので、写真撮りませんでした。可愛いというより、怖い。多分、写真で見直して滅入るだろうから撮影したくなかったんです…。
海地獄に行く途中に「秘宝館」があったのですが、同行した友人が控えめに遠慮をするので、一旦保留にして通り過ぎたのだけど…。歩ける範囲の地獄を全部巡ったら、相当疲れて帰り際に秘宝館の前を通ったときは入る元気なし、入ったら何か余計なエネルギーまで吸い取られそうだし諦める。
お風呂は展望露天風呂と、展望風呂の二種類。隣の貸し切り露天風呂からカップルの声が聞こえて女二人旅、非常に虚しくなる。
気を取り直して夕飯はメインはあらゆる食材を地獄の湯気で蒸した「地獄蒸し

旬の食材付き。瓶ビールは二人で一本空けなかった。飲み放題コンビにしては珍しくお酒は控えめな夕食。
腹一杯になれば、することもなく九時就寝。せっかくコンビニで晩酌セットを買ったのに…。同行者は十一時に目が覚めて携帯で遊んでいたそうな…。すんまそん、私は朝まで爆睡。

翌朝は同行者の目覚ましで六時起床。昨晩、九時に寝ているから二度寝出来ず、朝風呂へ。朝風呂で何故か、「結婚するならどんな職種の夫がいいか、自分は働くか専業主婦か」というテーマで盛り上がる。結婚に敏感なお年頃の会話らしい。
朝食前、ゲキレンジャーを見ながら身支度。次世代イケメンはどの人になるんかねぇなどと話す。戦闘シーンはもはやCGではなく、合成そのものだなどと水を差す。
帰り支度も済んで、別府駅へと向かう。別府駅からは、高崎山うみたまごをめざす旅程。
高崎山は歩いても登れるし、ロープウェイでも登山が可能。高崎山の山頂が見えなかったので、高さに少しビビって、ロープウェイに乗ったら進行速度ゆっくりすぎて拍子抜け。高崎山の猿は観光客が飲食物を持ってないから襲ってこなくなりました。

いたるところで喧嘩しているけど、やはり喧嘩するだけ仲がいいみたい。小猿が生まれたばかりの時期だったので、にぎやかでした。宮島の猿よりも警戒心なく寄ってくるところが可愛い。足にラメストーンのびっちりついたパンプスを履いていたせいか、後ろから足にしがみつかれて驚いた。
高崎山は歩いてくだってうみたまごへ。
トドのショーと、イルカのショー。あなただったら、どちらのショーをじっくりみたいですか。私なら断然、イルカです。しかし、うみたまごは違う。トドのショーの方が立派な会場なのです。口笛を吹くトドに喜ぶ友人。
私の心を一番揺さぶったものといえば…。

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ライトアップで色とりどりに変化するクラゲ。昔観た映画で、オダギリジョーがクラゲを飼っているという映画があって、クラゲには憧れが強いんです。飼育が難しいらしいので、諦めているんですが。クラゲの水槽があるとついついいつまでも見てしまいます。

地獄巡り・温泉・高崎山うみたまごを後にして、名物とり天を買って帰路につきました。
別府のお土産、地獄名物ということで…。

鬼のガチャピン。ムックが棍棒になっている姿が愛し過ぎて買ってしまった逸品。ガチャピンに目がないんです。DSのケースもガチャピン。昔使ってた携帯のケースもガチャピン。黄緑が愛おしい。