エッセイを書くのは苦手って、書いてあっても面白い

寝る二時間前にすることは…

前半一時間:録画していたテレビ番組(主にパラダイス牧場)を見るorパソコンで遊ぶ
後半一時間:買ってきたor元からあるマンガか本を読む

というパターンです。
寝る直前まで、テレビやパソコンをすると目が冴えちゃうんです、私の体質。
ちなみにお酒が入っても目が冴えるという体質です。


そんなわけで就寝前一時間は読書の時間。
この前まで、光浦靖子のエッセイにハマっていたのだけど、今回は読むエッセイの雰囲気を変えてみてこの本を読みました

仙台ぐらし

仙台ぐらし

一ヶ月くらい前に紀伊國屋書店博多店で見つけた一冊。「限られた書店にしかおいてありません」のポップについつられて購入。(昨日Amazonでも買えることを知って若干、憤慨したけど…)
伊坂幸太郎ってエッセイ読んだことがないしなぁなんて思いながら買ったものの、積ん読してました。


しばらく寝かせた甲斐があった。笑。
読んでみてその飄々とした文体に、共感しながら、そして感心しながら読み進めました。
伊坂幸太郎の仙台での暮らしぶり、仙台の街並の描写、伊坂幸太郎の日常を垣間みた気がした。
何せ心配性ぶりが甚だしくて面白い。笑っていいのか、悪いのか本人真面目に書いてることだけど、吹き出してしまうエピソードが多かったなぁ…。


そういう吹き出してしまうエピソードだけでなく、ここ一年半の間に起きたことを真剣に考えさせられる話も収録されている訳ですが、私は小説にも見える伊坂調の文章の綴り方が、そのままエッセイにも反映されていて、相変わらず人を感心させて惚れ惚れさせる作家さんだなぁと思いながら読み終えました。