ひっかき傷と刺し傷

今日はとても情報量の多い日だった。慣れない場所に行くと、瞬く間に色んなことが起きる。それを一々認識して、考えて、焦る。それが私。
その話をすると、少し悲しくて切ない笑顔をされる。私はその顔をされると複雑な気持ちになる。共感覚ではないのだよね、私の感覚。共感覚ならよかったのにな、と思う。

人は何気ない言葉で人を傷付ける。それを再認識した日。しかも私が傷付ける側。ちょっとまずいんじゃない?と帰宅して思った。誰かと話をしないと自分の考えが見つからない、まとまらない。それはかわかみじゅんこも言ってたな。そういえば『パリの鈴木一家』来月発売だそうな。楽しみ。

相手を攻撃するにはぎゃーぎゃー騒いで酷い言葉を浴びせる方法もあるけれど、それって慣れてくると浴びさせられた方も耐性が出来るから、ひっかき傷くらいにしかならないのだよ。しかし、何気ない本音を悪気なくさらっと伝えて、それが相手にとっての図星だったら上向きの包丁で刺されるくらいの傷がつくだろう。