おばさんとみずみずしい感性

■モヤモヤ

 

雨降りの日曜日。台風の影響は少ない。

先週は咳喘息で欠勤した。今も吸入をしないと、鼻と喉が苦しい。

それに加えて、生理中。身体が重い。どんよりする。

 

こんな日はジムに行ってスッキリ健全な汗を流すのがいいと思う。

身体中に行き場の知れぬエネルギーが満ち溢れて爆発しそう。でも運動には身体の塩梅がよろしくない。悶。

 

 

昨日は美容室に行って、ばっさり髪の毛を切った。ベリーショートにした。

そしたらおばさんぽくなってイケてない。いやぽいのではなくおばさんか。

 

若い頃は太っていても若さのパワーでカバー出来る部分もあるが、30代も中盤に差し掛かってくると、太っているとやぼったさばかりが募ってよろしくない。またまた悶。

 

美容室帰りに天神に行って、服を眺める。欲しいものはたくさんあれど、似合うものがほとんどない。

というか入るものがない。伊勢丹新宿店は良かったよな〜と10年近く前の記憶を掘り起こして思う。大きいサイズのコーナーがものすごく広かったから。あそこだったら服選びも楽しいだろう。

 

 

結局いつも行くお店で買い物をして帰る。ここはサイズが豊富にある。ターゲットは上世代だし。でも心が踊らない。コーディネイトが守りに入っているから。

30代のファッションってなんだか守りに入っていて選んでいてもあまり楽しくない。もっと心躍る色使いをしたい。でもそれを若作りと言われるのだろうか。

 

美容室でも20代向けのファッション誌は楽しいのに、30代向けは楽しくないな、と感じた。30代、びびってんじゃねえぞ。

 

とにかく痩せたいな〜とひとしきり思った。

 

しかし今日は昼にピザを食べ、コーラを飲み、アイスを食べた。脆弱なる意志。もう知らん。生理が終わったらジムに行って、汗を流そう。体力をつけよう。身体を鍛えよう。来年の春ものを纏う私は憧れのお店の試着室にいたい。

 

希望は捨てるな。

 

身体中がスキッとしたい。

 

 

■色々と考える

 

 

こはる日記

こはる日記

 

 ヨドバシのアプリで本を注文すると、福岡でも発売日に届く。いいことだ。

 

益田ミリは妙齢の女性の心情を吐露するのが上手な作家と思っていたが、10代のみずみずしい感性も表現できる人なのかと感嘆した。

 

こはるのとんがった感性、柔らかな心、うっくつした気持ちが表されていて、読んでいて自分の思春期と重ねてみた。

私は高校は通信制だったので、全日制でなおかつ共学の高校生活ってどんなものかなとも考えた。憧れたりもする。もう一度やり直せると言われても、遠慮するけど。

 

みずみずしい心がなくなって大人になった随分経つ。

若い頃はしんどかったことが楽になってきている自分に驚く。

 

髪の毛を切ったときはおばさんになった自分に嘆いていたけど、気持ちは安定してきたかな。緩やかに鈍くなってきている。それはそれでいい。

気持ちが安定して、身体もまん丸になって、ガハハと笑うのが似合ってきて、そしたらヒョウ柄の服でも着るか。

 

とんがっているのもまん丸もどちらも私。

とにかく来月は空也でもなかを買って、餡子に癒されよう。