大人の夫婦はピンチのときにいたわり合うと恩師が言っていた

自宅のリビングのこたつで冷たいさんぴん茶を飲んでいる。

 

ちょっと、わちゃわちゃしています。Hさん起因です。

 

午前中はふて寝しようとしていましたが、寝付けず、お昼になったので、宅配ピザを取りました。

 

宅配ピザが届くまでの間に、うっちゃってた家事をやって、手先を動かして、部屋の整頓すると、少し気持ちが落ち着きました。

 

届いたピザを1人で食べたら、思いの外、さみしかったです。

ピザを食べながら、宇多田ヒカルの『あなた』を聴いていると、私はHさんのことが大好きなんだなぁと改めて実感しました。

 

今、Hさんは疲れ果てていて、今朝から自分の実家に帰っています。

Hさんは疲れ果てると私に暴言を吐いて、実家に帰る癖は昔からです。

このブログにもしょっちゅう書いていたから、ご存知の方も多いかと。

またです。

今日はあまり暴言は吐かなかったけど、実家には帰りました。

 

 

私はHさんが出て行ってからしばらく怒り心頭で、前に1人で住んでいた部屋の空室検索をしたり、給料日までのやりくりを考えたり、1人の生活も視野に入れて、考え事をしていたんです。

 

でも実際にHさんがいないとは、どういうことかなぁと考えると、とてもさみしくなりました。

 

昨年はうちの父が検査入院とはいえ、入院して、お見舞いにHさんも一緒に行ってくれました。

 

親の入院に駆けつける時に1人だと心細いだろうな、と思います。

 

1人で暮らすということは、日常のたわいない会話もできなくなるってこと。そう思うと、おしゃべりが大好きな私には、とても堪えるなぁと感じています。

 

 

うーん。好きな気持ちだけでは、どうにもならんのが夫婦関係。

 

お互いを思いやる気持ちとか、経済面での考えのすり合わせとか、義実家との付き合いとか、異文化同士が一緒になっているんだから、揉めるのは必至だよねぇと思います。

 

それでもそばにいたいか、だよ。価値観の相違はなかなか埋まらない溝で、私はOKと思っていてもHさんはそうじゃないこともあるんです。

 

Hさんはお正月疲れとか、その他の疲れとか、いろいろと重なって、疲れが積み重なっています。

普段なら流せる私との価値観の違いが、流せなくなってしまっています。

「いちこさんといることに疲れたよ」

と言い残して出て行きました。

 

Hさんが家を出る時に

「いつ戻るの?」

って聞いたら

「明日じゃない?」

というので「明日なんかーい!」と思ったものの、見送りました。

 

 

前に家出したときも、家出した日の夕方には、HさんからLINEがきました。

それで、私がHさんを実家まで迎えに行きました。

Hさん父は苦笑いしながら

「なんにもないときに2人で帰っておいで」

と言っていたなぁ。明日、迎えにいくのかなぁ。

 

 

かくいう私も、年末は久しぶりに何もかもが嫌になって

「仕事も結婚もやめて実家で引きこもりたい」

とHさんに言ったなぁと思い出しました。

 

やはり私達は似た者夫婦だなぁと思います。

元気なときは仕事にも結婚にも感謝するのに、疲れていると、それらが悪者に見えてくる。

 

Hさんから連絡はくるでしょうか。

切れている日用品の買い出しと、取り寄せの本を受け取りにいって気分転換してみます。

なくてはならない存在なのに、時折無性に傷つけてしまう私達。どうにかならんかねぇ。