ブスの時間

昨日はブス会。
焼き肉食べ放題ランチを食い散らかしつつ、Hさんの愚痴を言ったり芸能人の悪口を言ったり。その後はカラオケ。GWはフリータイムが先着順で、フリータイムを利用出来ず。少し割高のカラオケをしました。主に渋谷系の楽曲を歌ってみる。渋谷系をカラオケで歌ったのは初めてだった。
90年代J-POPが大好きで当時の私はオリーブ少女でした。ピチカートファイブの音域って歌いやすいかもなんて思ったり。


女は時にはブスになるときが必要だ…。と改めて思いました。勿論Hさんのことは大好きだけど、女特有のドロドロした汚い部分をHさんには見せられないからなーなんて思う訳で。女性同士にしか共感出来ない話って結構あると思う。ブス会友だちは、ちょっと斜に構えた感じで物事を見る人なので、Hさんのような純粋な人には共感出来ない話で盛り上がることが出来るのが嬉しい。



先日、三十路デビューしました。誕生日は毎年毎年「うん、いい誕生日だった」って思えるのですが、今年ももれなく思えて嬉しかったです。三年前の大幅に体調を崩して以来、毎年誕生日に感謝していて、その感謝は毎年大きくなるばかりです。
今年の誕生日にブス会友だちにもらったのは、ブックカバーと文庫。何の本かな?と思って開いたら…

爆笑。
ブス会友だちは林真理子が好きで、私はあまり好きではないのです。
ブス会をするときに決まって本屋で待ち合わせをするので、ananを立ち読みしつつ、私が林真理子の悪口を言ったら、ブス会友だちが実は林真理子のこと支持していると聞いて驚いたもんです。

そういや昔、宝島社から発行されていた『この映画がすごい!』って映画雑誌の書評にも、『美女入門』のことが書かれていて
林真理子は自分自身の日常で美味しいものを食べたり、男性関連のいい気分の話など、ちょっと人にみせびらかしたい出来事を多いに表現していて、それが現代のブログ女子達の共感を得ている。世の中にはプチ林真理子的な女子が沢山いるから、林真理子の群を抜いた見せびらかしに憧れを抱きつつ支持しているのだろう」(むかーしに読んだ記事なので、うろ覚えで私の記憶を辿った表現になってます。大筋は同じこと書いてあったと思います)
と書かれていて、ははあ確かにそうかもと思った記憶が。
林真理子、羨ましい存在とはちょっと違うけど、馬鹿にも出来ない。そして書いてあることに共感することもある。
この文庫は読むのが楽しみだ。

女性特有の感情や感覚をもって、日々の生き方を見つめたときに、女性らしい生き方をすることを林真理子は「美女」と言ってるけど、私は「ブス」だと思う。そんな「美女」なのか「ブス」なのか区別がつきにくい、どちらの面も持ち合わせている女性特有の感覚を、可愛いなぁなんて思える男の人って器が大きいと思う。