自宅の寝室のベッドに寝そべってBRITAの水を飲んでいる。
眠気ねむねむん!な木曜日の夜!ですよ。のんびりしてます〜。このところ、毎晩『WONT』を聴いてます〜。『WONT』って、聞くとめっちゃ楽しー。
二人がファッションの話をしてる回は、いつもよりいい感じだねぇ。神崎恵さんと編集者の大森さんのお二人は、歳がいちこと割と近い。
なので、二人が盛り上がるファッションの話にはめっちゃ親近感が湧いてくる〜。懐かしいブランドの名前を二人の口から聞くと、すごくワクワクする〜。むかし流行ったファッションを思い出して懐かしさが溢れて、いちこはとっても、イキイキ!
懐かしいファッションの話って癒し〜。
流行った雑誌の話も癒し〜。
懐かしさに浸るの、すごくいい〜。
本日は本を一冊読み終えました。
川上弘美の『恋ははかない、あるいは、プールの底のステーキ』を読了。
川上弘美は今年に入って『東京日記』を読んで、久しぶりに熱が再燃。川上弘美はクウネルの短編小説が好きだったなぁ。ゲイの修三ちゃんとかコロボックルとか好きだった。一番印象に残ってるのは『ハイム鯖』かな。
久しぶりの川上弘美の小説は読んでいて「ああそうだ。こんな世界観が川上弘美の小説の世界観よー」と懐かしく思った。
なんだか、ねっとりしていて、男女の情愛が生々しく描かれている。
『恋ははかない、あるいは、プールの底のステーキ』の中の話は「こんな恋愛ってある?」という驚きと、だけど物語の中の登場人物の嫌らしさ満載の描写に覚えがある。フィクションへの驚きと、人物描写への親近感のバランスが絶妙なバランスなんだな。
60代ってこんな感じなんだーと思いながら読んだ。ほんまにこんなん?とも思ったが。
『センセイの鞄』を読んでも「こんなんありなんか」とたまげたし、川上弘美の世界観って独特〜。
キラキラ儚いものよりも、人間の嫌らしさを描いた作品がいちこは好きなんだなぁって読んでいてしみじみ感じた。
最後から二つ目の章を読み終えて最後の章を読む前にインターバルがあったから「これどんな結末になるの?」と思ったけど、どんでん返しもなくいい終わり方だった。
恋って難しいわ〜。そもそもこれは恋なのか?とうならされた作品だった。川上弘美ワールド炸裂ですな。