自分の思う姿を覗ける鏡

自宅の和室で、麦茶を飲みながらパソコンを触っている。

 

三連休も終わりに近づいていますね。私は今日は自宅でのんびり過ごしております。

 

土曜日はダンスサークルの発表会を観に行く予定でしたが、台風接近の影響で中止。家にずっといました。発表会、楽しみにしてたのに残念。

日曜日はマリノアシティ福岡にお買い物に行きました。人がとっても多かった!スウェットとロンTとニットキャップとストールを買いました☆

今日は家事とウォーキングの日。最近、夫婦で行くウォーキングをサボり気味だったので、戒めにいつもの倍の一時間歩きました!歩き終えた今は気分爽快です。

 

今から早めのお風呂に入って、夜はホットプレートで餃子を焼いて食べます。

餃子のタレには柚子ごしょう、食べるラー油、刻み大葉などをいれて変化を楽しみたいと思います♪

 

 

私は偶数月は読書が捗る傾向が、読書ノートをみると明らかになっています。

偶数月は3〜5冊くらいは活字の本を読んでいます(マンガ本は初読・再読を含めどの月もそりゃあたくさん読みます!)。

今月もピッチが早いです。普段読むのはエッセイばかりなので、小説も読んでみています。

 

 

 

とにかくうちに帰ります (新潮文庫)

とにかくうちに帰ります (新潮文庫)

 

 

 今はこの小説を読んでいます。津村記久子さんは

 

この世にたやすい仕事はない

この世にたやすい仕事はない

 

 この本を読んで面白いなぁと思った作家さん。『この世にたやすい仕事はない』は雑誌の書評で書かれていて気になっていました。のちにNHKでもドラマ化されたなぁ。

津村さんの小説の主題は仕事をすること(と対談で答えているのを目にしました)。

仕事をしていて、感じる細々としたことが、津村さん流に丁寧に、ユーモラスに描かれています。

仕事ってこういうこと、あるあると共感したり、思いもよらぬ展開にハラハラしたり。読み易い文体で、とっつき易いので大好きな作家さんです。

先々月号の小説幻冬のインタビューで大好きな作家の益田ミリさんも「津村記久子さんは大好き」とこたえてて嬉しくなったのだよなぁ。

 

大切に少しずつ読んでいます。

働くこと、日常の一コマの切り口が「そうそう、だけどこんな風に発展するなんて!」と感心しながら読ませてくれる作家さんです。

まだまだ著作は数多くあるので、読んでいきたいです。

 

 

目もと隠して、オトナのはなし

目もと隠して、オトナのはなし

 

 この本も並行して読んでいます。これはファッション誌の『MUSE』に連載されているエッセイ。「恋愛界の松岡修造」と言われる著者の30代バツイチ女子のリアルな身の上話。前作で離婚したのだった。雑誌に連載しているときからちょくちょくチェックはしていたけど、熱量の帯びた文体、生々しい気持ちの数々。よくこんな風に感情や状況を言葉にできるなぁと感心して読んでいます。同年代の女性とガールズトークをしている錯覚に陥ります。

 

結婚して、子供もいて、仕事もあって、しがらみが増えても女として花を咲かせたい作者の意図するところはどこなのかなぁと思って読みます。

 

私は色恋はもう十分だよ、と思うけど、この著者の力量や女性であることへの意識の高さを目の当たりにすると、ううーんと唸ります。

いくつになっても熱い想いが消えない人っているもんだなぁと読んでいてつくづく感じます。年を言い訳にしちゃいけないのかなぁ。

 

 

本を読んで異世界に浸って、また現実に戻って自分を必要としてくれるところにいる。

その繰り返しでいいのではと思います。

今月はたくさん活字の本を読みたいなぁ!