自宅の寝室のベッドに寝そべってBRITAの水を飲んでいる。
目がシパシパ!な火曜日の夜!ですよ。本日はようやく生理が始まりました〜。ホッと一息。お腹は痛いけど、気持ちはスッキリ。今は背中と肩がはりはりです。これも生き物のあはれですなぁ。
今は山内マリコの『結婚とわたし』を読んでいます。元々、ananでこのエッセイが連載されていた頃から、会社のリフレッシュルームがananを定期購読をしていたので、毎週読んでいました。
このエッセイをまとめた、数年前に刊行された単行本の『皿洗いするの、どっち?目指せ、家庭内平等!』も新刊で買って読みました。
しかし『結婚とわたし』を、改めて読んでみるとなんとも痛快〜!
『皿洗い〜』も面白かったけど物足りないところもあったなぁ。
この『結婚とわたし』は『皿洗い〜』の完全版だと山内マリコが言っていたけど、まさに!っ感じ。
『皿洗い〜』では割愛された話が大幅に収録されている。
昔はフェミの主張が、今ほど大きな声で語られていなかったのですよね。
しかし、いま読んでみても、当時の山内マリコが鼻息荒くしながら言いたいと思っていることは、よくわかる。
フェミの話って、なんとなく人としにくい雰囲気だなぁと感じるのは、いちこだけでしょうか。
いちこの身の回り、Hさんがアンチフェミニストなので、Hさんとフェミについて議論しにくく、職場でよくしゃべる同僚は男性なので、その同僚ともフェミの話はしにくい。
だから、仲のいいお友だちと会うときくらいですかねぇ、フェミの話をしてるのは。
山内マリコのいう、家庭内平等ってのは、実際のところ、実現はなかなか難しいのよね〜。
山内マリコの『結婚とわたし』で憤っている内容は「女性軽視の結婚観」というところ。
女性の虐げられた昭和期の頃の話とか、専業主婦しか選択肢しかなかった頃の結婚観への疑問。
「言われてみれば…気づかなかった社会の闇!」
と感じる出来事が結婚には多々ある。
Hさんのことは好きだけど、結婚とはしわあせお花畑な事実以外もあるのよね…と思う本です。
山内マリコのフェミやシスターフッドの話は共感がありまくる。
女ともだちに会いたくなるなぁと思う一冊です。