Hさんのコロナ騒動

たまにくるカフェで白桃&ライムソーダを飲んでいる。

 

昨夜は大変でしたよ。

Hさんが

「俺はコロナになった!」

と騒ぎ出す。

 

しかし熱は36.8°C。

「大丈夫なんじゃない?」

と言っても

「平熱のコロナもある。倦怠感と頭痛がすごい。これは発熱外来か?」

と真顔で言ってて、好きにさせようと直感で感じた。

 

かかりつけの精神科の緊急電話にHさんが電話したら、当番は主治医の先生。事情を説明するHさん。そしたら主治医の先生は

「熱が36.8°Cなら明日の朝まで様子をみてみたらどうでしょう。もし熱が上がったり、不安が出たらまた連絡ください」

と仰ってました。

 

電話当番が他のスタッフだったら納得しなかったよな。主治医の先生で良かった。

 

「寝るところは分けて、俺はもう寝るから。明日、発熱外来に行こう!」

と言ってHさんは寝た。

 

私はスマホで遊んだり、ラジオ体操したりして過ごした。

 

うで、起きてみて今朝の話。

Hさんの熱は36.3°C。

「コロナではなさそうね」

と伝えたら、小さくなってました。

 

わかる、わかるよ。

不安なときって本人が納得するまで、解決しないことを。私もかつてそうだったから、Hさんの気持ちはわかるよ。

 

これに付き合ってた母も大変だったろうなぁ。

よくやってるよ〜。

 

母に朝からバスの中で、昨日の顛末をメールで報告したら

「ご苦労さん」

とのこと。

「本人が納得するまで、解決しないもんねー」

と母も言うてました。

 

病のある人は生きづらさを抱えてますなぁ。

私も同じなので、Hさんに目くじら立てず。

 

生きづらさを抱えつつ、よりよく生きる方法を模索中です。